1990年代にMad Circleに在籍し、2005年に「Strongest of the Strange」、2010年に「In Search of the Miraculous」をリリースした北欧のプロスケーター/フィルムメイカーのポンタス・アルヴが指揮を執るスケートカンパニー。
素材と生地
100%コットン: 天然素材で耐久性と快適さを提供。
コーデュロイ生地: 柔らかく、温かみのある風合いを持つ。
生地の厚さ: 345gsm(グラム/平方メートル)で、適度な厚みがあり耐久性が高い。
8ウェール/インチ: ウェール(corduroyの畝の幅)は比較的広めで、クラシックなコーデュロイ感を演出。
デザインとディテール
YKKジッパー: 信頼性の高いYKK製ジッパーを採用。
カスタマイズされたYKKボタン: ブランド独自のディテールを追加。
コインポケットの刺繍: デザイン性を高めるディテール。
ウエスト部分の織りラベル: 高級感とブランドアイデンティティを表現。
・ポートランド製
POLAR SKATE CO.について
POLAR SKATE CO.(ポーラー スケート カンパニー)は、スウェーデン・マルメを拠点にプロスケーターの Pontus Alv(ポンタス・アルヴ)が立ち上げたスケートボードブランドです。DIY の精神と映像表現を軸に、ヨーロッパ発の独自美学を世界のストリートへ広げてきました。ブランド初期から自作スポットの開拓やフィルム制作を実践し、そのカルチャー主導の姿勢がプロダクトにも一貫して反映されています。
デッキとアパレルは、機能性とグラフィックの強度が両立。チームの世界観を体現するアートワークは Jacob Ovgren(ヤコブ・オーヴグレン)らの手によるもので、遊び心のあるキャラクターやシャープなタイポグラフィが象徴的です。ウェアではワイドテーパードの Big Boy Jeans を筆頭に、動きやすさと耐久性を備えたパンツ類、ヘビーウェイトのトップス、キャップやアクセサリーまで日常と滑りの境界を軽やかにまたぐラインナップを展開しています。
フィルムワークはブランドの核です。Manhattan Days、I Like It Here Inside My Mind, Don’t Wake Me This Time などの長編・中編作品は、都市空間の使い方、編集、音楽の選び方まで徹底的に作り込まれ、スケートビデオの新しい基準を打ち立てました。映像発の物語性とリリースのタイミングを連動させる手法は、コレクション全体の説得力を高め、世界各地のローカルシーンとも強く結びついています。
チームは北欧と北米を中心に国際的な顔ぶれで構成。Hjalte Halberg、Dane Brady、Nick Boserio、Aaron Herrington、Emile Laurent、Shin Sanbongi らがそれぞれの街で刻むラインは、デッキシェイプからパンツのシルエットまで開発に直結し、ライダーの実使用による検証がプロダクトの更新速度を支えています。
スケートボード用品としての性能、ファッションとしての完成度、そしてカルチャーの物語性。POLAR SKATE CO. はこの三つを高い精度で束ねることで、ヨーロッパ発スケートブランドの指標となり続けています。





