どの競技でも、20年にわたりトップレベルで活躍し続けるアスリートはほんの一握り。
いまも全力で滑り、常に完璧を追い求めるナイジャ・ヒューストンにとって、"全盛期" は現在進行形です。彼の強さの源は、ボードと身体の間にある直感的な一体感。それはナイジャが長年かけて習得し、磨き続けてきたスキルです。
Zoom Nyjah 4においても、そのコンセプトは明確──“ミニマリズムを極めて、最大のパフォーマンスを引き出す”。
・合成メッシュに戦略的な通気孔を配置したシームレスアッパーは、ナイジャの理想とする軽量性と通気性を実現。
・高耐久ラバー技術「HART(High Abrasion Rubber Tech)」を重ねることで、耐久性とキレのあるフリック性能を両立。
・かかとをしっかりホールドする一体型TPUヒールが、ナイジャの求める「無駄を削ぎ落としたフィット感」を支えます。
・ミッドソールにはハイブリッドMTPE素材、アウトソールにはHARTラバーを採用し、柔軟な足運びと衝撃吸収性、耐久性を軽量構造で実現。
・反発性のあるZoom Airユニットを搭載し、ナイジャの名を冠するシリーズに共通する「快適さ・軽さ・安定性」をさらに進化させています。
・Nyjah Hustonシグネーチャーモデル
・FQ1273-100
スケートボードシューズの選び方:
NIKE SBについて
NIKE SB(ナイキ スケートボーディング)は、2002年にNikeが立ち上げたスケートボード専用ラインです。世界的スポーツブランドであるNikeがスケートシーンに本格参入したプロジェクトであり、従来のスニーカーとは一線を画す「スケーターのための機能設計」を追求して誕生しました。
初期に登場した Nike SB Dunk Low Pro は、スケートに必要なクッション性と耐久性を備えるため、Zoom Air インソール、厚めのシュータン、補強されたアウトソールなどを搭載。クラシックなバスケットボールシューズをスケート仕様へと進化させ、瞬く間にストリートとスケートボードの両カルチャーで定番となりました。
ブランド設立時から、Nike SBは世界的なトップスケーターたちをチームライダーに迎えています。代表的な存在として Paul Rodriguez(ポール・ロドリゲス) が挙げられ、彼のシグネチャーモデルは多くの世代に支持され続けています。そのほか、Shane O’Neill、Ishod Wair、Nyjah Huston といった現代を代表するライダーたちが着用し、各モデルは彼らのスケートスタイルを体現する一足として開発されています。
NIKE SB の特徴は、プロ仕様のテクニカルなスケートシューズに加えて、スケートカルチャーとファッションを結びつけるデザイン性にもあります。定番のDunkやBlazerを中心に、ローカット、ハイカット、スリッポンなど多様なモデルを展開し、スケーターだけでなくストリートシーンやスニーカー愛好家からも注目を集めています。
また、Nike SBはシューズだけにとどまらず、フーディーやTシャツ、ジャケットといったアパレルコレクションも展開。機能性とスタイルを両立させ、ライディングから日常まで幅広いシーンで支持されています。
20年以上の歴史を経て、NIKE SBは「スケートボードカルチャーに根ざしたシューズライン」としての地位を確立。世界中のライダーやスケートショップとコミュニティを築きながら、常にスケートボードの未来を見据えた製品開発を続けています。