TACTICS FEATURES #3

WHICH POLAR PANTS?

POLAR SKATE CO.定番パンツ徹底比較

WHAT IS POLAR SKATE CO.?|POLARってどんなブランド?

2011年にスウェーデン・マルメでPontus AlvによってスタートしたPOLAR SKATE CO.。
スケートボード、映像、アート、DIY精神を背景に独自の世界観を作り上げてきたブランドです。

WHY POLAR PANTS?|なぜPOLARのパンツは人気になった?

Pontus自身、「スケーターにとって良いパンツを見つけることが大きな問題だった」と振り返っています。

BIG BOYも、最初からヒットしたわけではありません。
発売当初は、その大胆なシルエットが当時の常識とは大きく異なり、取り扱いショップからもなかなか理解を得られなかったといいます。

それでも、Pontus自身とチームがその独特なシルエットに確かな魅力を感じていたため、売れなくてもラインナップから外すことはありませんでした。

深い股上と大胆なワイドシルエット、そしてスケート中の動きに合わせて生まれる独特な生地の揺れ。ただ太いだけではない、穿いたときのシルエットから滑っている姿まで計算された、BIG BOYならではの存在感。

当時のトレンドや売上に左右されず、自分たちが本当に穿きたいパンツを作り続ける。
その揺るぎない姿勢と唯一無二のシルエットが、やがて世界中のスケーターを魅了し、BIG BOYを単なる人気モデルではなく、スケートボードシーンの新たなスタンダードへと押し上げていったのです。

その後、Heitor Da Silva、Ville Wester、Tiago Lemos、Oskiなど、POLAR所属かどうかを問わず多くのスケーターが着用。
こうしてBIG BOYは、単なる人気モデルを超え、スケートボードシーンに新たなスタンダードを生み出す一本へと成長していったのです。

注目モデル3選を徹底比較!

POLARを象徴する、圧倒的なボリューム感と唯一無二のシルエット。

BIG BOYは、POLARのパンツの中でも最もアイコニックなスーパーバギーシルエット。
ローウエストと深い股上、たっぷりとゆとりを持たせた腿まわりから、裾に向かって緩やかにテーパードする独特なラインが特徴です。

ただ太いだけではない、穿いたときのシルエットやスケート中の生地の動きまで魅力になる一本。 圧倒的な存在感がありながら、自然な落ち感によってBIG BOYならではのバランスを生み出しています。

とにかく太く穿きたい方、POLARらしいシルエットを楽しみたい方、パンツをスタイリングの主役にしたい方におすすめです。

BIG BOYほど極端に太くせず、程よいボリューム感を楽しみたい人に。

93 PANTSは、90年代のスケートスタイルをベースにした、ゆったりとしたバギーテーパードシルエット。
BIG BOYほどのボリューム感はなく、腰まわりから太ももにかけてゆとりを持たせながら、裾に向かって緩やかにテーパードしています。

太さはしっかりありながら、全体のバランスが取りやすい。 90年代らしいルーズな雰囲気と、普段のスタイリングにも取り入れやすいシルエットが魅力です。

BIG BOYは少し太すぎる方、90年代っぽいルーズシルエットが好きな方、太さも穿きやすさも両立したい方におすすめです。

91 PANTSは、93 PANTSをベースにしながら、ウエスト位置とシルエットを見直したモデル。

ローウエスト設計の93 PANTSやBIG BOYに対して、91 PANTSは腰まわりをすっきりと収めやすいレギュラーウエスト仕様。脚まわりには程よいゆとりを残しながら、裾まで自然に落ちるルーズストレートシルエットが特徴です。

つまり、単純に「BIG BOYより細い」という違いではありません。穿く位置と、脚のラインの見え方そのものが違う。

腰穿きよりジャストウエストで穿きたい方、裾までストンと落ちるシルエットが好きな方、バギーすぎないPOLARを探している方におすすめです。

POLAR パンツモデル スペック比較まとめ

モデル名 シルエット・ウエスト 生地・素材・ディテール 特徴・おすすめスタイル
BIG BOY PANTS
スーパーバギーシルエット
(ローウエスト仕様・テーパード)
100%コットン
435 gsm ヘビーウェイトデニム
YKKジップ / カスタムボタン
ブランドを象徴する圧倒的な太さ。
コインポケットのOG Big Boy刺繍がアクセント。
王道ルーズなスケータースタイルに。
93 PANTS

バギーテーパードシルエット(レギュラー〜ローウエスト)

100%コットン
435 gsm ヘビーウェイトデニム
YKKジップ / カスタムボタン
Big Boyに次ぐ人気を誇る定番名作。
太すぎず細すぎない絶妙なテーパードで、
オールラウンドに穿きこなせる万能モデル。
91 PANTS

ルーズストレートシルエット(ゆったりした腰回り・すっきり裾)

100%コットンデニム
(ウォッシュ加工各種)
クラシック5ポケットレイアウト
腰回りにゆとりを持たせつつ、
裾にかけてすっきりとまとまる上品な設計。
大人なストリート・カジュアルスタイルに最適。

おすすめの選び方

・圧倒的なボリューム感とブランドのアイコニックな個性を楽しみたい方:
→ BIG BOY PANTS 435gsmの非常にタフなヘビーウェイト生地と強烈なバギーシルエットが特徴。腰穿きして裾にたまりを作る、これぞポラールというストリートスタイルに最適です。

・太すぎず細すぎない、デイリーに使いやすい王道シルエットを求める方:
→ 93 PANTS Big Boyと同じ435gsmの肉厚なデニム生地を使用しながらも、テーパード寄りのセミバギーに仕上げられており、トレンドを問わず幅広いコーディネートに合わせやすい一本です。

・腰回りの楽さと、すっきりと洗練された足元のバランスを重視したい方:
→ 91 PANTS ヒップやワタリ(太もも)にはしっかりゆとりを持たせつつ、全体をリラックスしたルーズストレートラインに落とし込んでいるため、きれいめなトップスやジャストサイズのスタイリングにも綺麗に馴染みます。

コインポケットに隠された、POLARの遊び心。

POLAR DNA

POLARのパンツを語るうえで見逃せないのが、コインポケットに施された刺繍。

中でもBIG BOYのキャラクター刺繍は、ブランドを象徴するディテールのひとつとして知られています。
実はこの刺繍、すべて同じデザインというわけではありません。
モデルによってデザインが異なり、カラーやシーズンによっては、いつもと違う表情のキャラクターが登場することも。

ブランド創設者でありデザイナーのPontus Alvは、BIG BOYのキャラクターがあまりにも有名になり、その背景にあるPOLARというブランド自体が知られていないこともあったと語っています。

そこで、パンツのデザインをよりシンプルで成熟した方向へと見直し、ロゴよりもシルエットや品質、独自のウォッシュ加工といった本質的な魅力を重視するようになりました。
それでも、BIG BOYのキャラクターは今なおPOLARのDNAの一部。

主張しすぎないデザインの中に、ふと現れる遊び心。
そんな細部にも、POLARならではの世界観が表れています。